東京都写真美術館で開かれていた写真家操上和美さんの写真展
『
時のポートレイト ノスタルジックな存在になりかけた時間。。』の最終日。
トークショウと、操上和美さんを撮った
ドキュメント映画の試写会に伺いました。
そのストイックな撮影風景はまさに聖域。
もちろんその現場をみられること自体貴重なんだけど、
美の追求のためには概念や常識とされるものにとらわれず自分の感性だけに忠実にものを見ることの潔さがかっこいー!
もののあり方と見えかたの違い。
写真はものをそのまま写し取るものではなく、どう伝えるかによっていかようにも変えられるもの...なんだなと...あらためて理解したり
朝カーテンを開けて見た空が、たとえ曇っていようが雨が降っていようが美しいと思える自分でいられなくなったら写真を撮らないと仰る言葉だったり、、、
そうそうロバートキャパの『人間は立ち留ると腐る』でしたっけお好きな言葉、、、
じっとしていたって何も変わらない。何もうまれないよな、と気づかされたり。
常に感性が研ぎすまされていることが、いつお逢いしてもcooolでチャーミングなオーラを放ってらっしゃるゆえんなのだなと私レベルで合点がいき、
私も及ばずながらものを表現する仕事をしていながら、なんて怠慢になってるんだろうと
襟を正(...とゆうかおなかをひっこめるってゆうほうがリアルかなw)さなくちゃと
ドキ!とさせられることの連続で、、、雷に打たれたみたいに感涙しちゃいました。
ドキュメントなんだけど構成が楽しくて、陽水さんのシーンでは会場大爆笑でした。
操上さんにはもちろん、この映画を撮られた宮本敬文監督に感謝です。
これ、元々はテレビ放映用に編集されたものを映画化したものなんですね...。
もっともっといろんなひとに観て欲しいな...
どこで観られるのかな...
機会があったら是非!
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写真家の欲望ー
写真家が、偉大な写真家を撮影したドキュメンタリー